基本情報

製品・サービス名ABB Ability Genix Copilot/Genix APM Copilot
提供元ABB Ltd
本社所在地スイス
地域欧米
用途分類生成AI・ナレッジ
主な用途資産性能管理(APM)、エネルギー最適化、トラブルシュート、産業データの対話型分析
提供形態クラウド(Microsoft Azure上、Azure OpenAI Serviceを利用)
主な対応業種素材・その他、化学
価格公開なし・要問い合わせ
日本での提供日本での提供状況は未確認
情報確認日2026年10月12日

特徴と位置づけ

ABBは2023年7月3日、Microsoft Azure OpenAI Serviceを産業分析基盤ABB Ability Genixに統合し、「Genix Copilot」を開発すると発表しました。このとき、資産寿命を最大20%延ばし、計画外停止を最大60%減らすことを見込むとしていましたが、これは製品が出る前の目標値です。

2025年5月4日には、資産性能管理(APM)向けの「Genix APM Copilot」を紹介し、既存のGenix利用者でO&Mコスト最大40%削減、生産効率最大30%向上としました。こちらは利用実績に基づくとされるものの、ABBの自己申告で対象顧客数や期間は示されていません。2025年11月にMicrosoftが公開したABBの顧客事例では、セメントなどのプロセスでエネルギー最適化15〜18%、トラブルシュート時間60〜80%削減が挙げられています。

Genix CopilotはAzure上で動く設計のため、DCSやヒストリアンのデータをクラウドに上げることが前提になります。プロセス産業のAIは、プラントの規模や原料の変動幅で効果が大きく変わるため、数字は自社データで再検証する必要があります。

強み

  • DCS・ヒストリアンに近いABBの既存分析基盤の上で使えるため、プロセス産業のデータとの距離が近い
  • セメントなど重要プロセスでの顧客事例が公開されている

検討時の注意点

  • 公表数値は、発表時の見込み・自己申告・顧客事例の3種類が混在しており、性格を区別して扱う必要がある
  • Azure上で動く設計のため、プラントデータを社外に出せない場合は検討が難しい
  • 日本での提供体制と日本語対応は公表資料で確認できない
本ページは提供元からの費用負担を受けずに作成しています。掲載内容は上記「情報確認日」時点の公開情報にもとづきます。