基本情報

製品・サービス名NVIDIA Halos(ロボティクス向け)
提供元NVIDIA Corporation
本社所在地米国(カリフォルニア州)
地域欧米
用途分類フィジカルAI・ロボット
主な用途フィジカルAIの安全設計、機能安全向けの演算基盤、外部カメラによる施設レベルの安全監視
提供形態ハードウェア(IGX Thor)+ソフトウェア基盤+参照設計
主な対応業種物流・その他
価格公開なし・要問い合わせ
日本での提供日本での提供状況は未確認
情報確認日2026年10月12日

特徴と位置づけ

NVIDIA Halosは、自動運転向けに始めた安全基盤をロボティクスに広げたもので、NVIDIAは2026年9月21日の公式ブログでその構成を説明しました。機能安全アイランドを搭載し、IEC 61508とISO 13849への適合を目標とする演算基盤「IGX Thor」、安全関連のソフトウェア基盤「Halos Core for IGX」、外部カメラで施設全体を監視する「アウトサイドイン安全」のブループリントなどで構成されています。ロボティクスのパートナーにはKION GroupやAgility Roboticsが挙がっています。

NVIDIAは、Halos AI Systems Inspection LabがANABからISO/IEC 17020の検査機関として認定を受けていることや、AI固有のリスクを扱う新しい規格ISO/IEC TS 22440にも言及しています。確率的に振る舞うAIを、既存の機能安全規格の枠組みとどうつなぐかという課題に対する一つの答えを示した形です。

一方で、Halosは安全設計を支える部品と検査の仕組みであり、使えばロボットセルの認証が得られるわけではありません。当面の定石は、AI部分を安全機能に含めず、従来の安全PLCと安全センサで囲う設計で、システム全体の認証はインテグレーターとユーザーがリスクアセスメントに基づいて行う必要があります。

強み

  • 機能安全規格への適合を目標とする演算基盤と、AIリスク規格を組み合わせた安全ケースの組み立て方を示している
  • 外部カメラによる施設レベルの監視という、ロボット単体を超えた安全の考え方を提供している

検討時の注意点

  • Halosを使ってもロボットセルやシステム全体の認証が自動的に得られるわけではない
  • IEC 61508・ISO 13849は「適合を目標」とされる段階で、認証取得の状況は個別に確認が必要
  • 日本での提供体制・価格は公表資料で確認できない
本ページは提供元からの費用負担を受けずに作成しています。掲載内容は上記「情報確認日」時点の公開情報にもとづきます。