事例の概要

企業人生醸造craft(NECと実施)
地域日本
業種食品
企業規模中堅・中小
用途生成AI・ナレッジ
使われた技術NECの国産生成AI「cotomi」による商品開発プロセスの自動化
関連する製品・サービスcotomi(日本電気株式会社(NEC))

成果

取り組みの内容

クラフトビールの商品開発では、市場や顧客の嗜好を調べ、コンセプトを考え、レシピや商品説明を作るまでに多くの工程があります。小規模な醸造所では、こうした企画業務を少人数で担うため、開発の速度が人手に左右されます。

NECは2025年7月8日、自社開発の生成AI「cotomi」の性能強化を発表しました。コンテキスト長の拡大、エージェント性能の向上、MCPへの準拠、オンプレミスでの利用への対応などが含まれます。同じ発表の中で、cotomiを使ってクラフトビールの商品開発プロセスを自動化し、開発工数を約40%削減した事例が紹介されました。

約40%はNECの説明による数値で、どの工程を対象にしたか、何と比べたかといった条件は示されていません。また、これは商品企画の事例であり、醸造工程や品質管理など工場の生産業務に生成AIを使ったものではありません。

cotomiを工場の生産・品質・保全業務に使った公開事例は2026年10月時点で限られており、製造業が評価する際は自社業務での試行の比重が大きくなります。

この事例から読み取れること

  • 当サイトの見方では、食品の商品企画のような上流の文書業務は、生成AIの効果を出しやすい入口の1つといえる
  • 工数削減の数値は条件が示されていないベンダー説明の値であり、他社の効果見積もりには使いにくい
  • 国産LLMを選ぶ理由がオンプレミス利用やデータの国内管理にある場合は、その要件を先に整理しておく必要がある
本ページは企業・提供元が公開した情報にもとづき、費用負担を受けずに作成しています。成果の数字は発表時点のもので、当サイトによる検証値ではありません。

導入事例データベースに戻る →